紛争地域のコロナ対策とは(Day4)

本日の朝刊でなかなか興味深い記事を見つけたのでまとめてみたいと思います。

 

 

香港のベンチャー企業が発表した新型コロナに取り組む世界各国・地域の状況と安全性を評価した国・地域別ランキングにおいて、イスラエルが首位となった。

このランキングは感染状況や医学的水準のほか、軍事能力や「Govtech(ガヴテック)」と呼ばれる、ITによる行政上の取り組みの度合いなどが評価項目となっている。

イスラエルが首位となった要因としては、紛争時の備えとして、住民の訓練や各機関の連携が取れていること、テロ対策としての監視技術等が感染防止に貢献していることが挙げられる。イスラエルの対外工作チームも医療用品を隠密に運搬するなどして力を貸している。

同国が取り組んでいるウイルス対策のノウハウは長年対立してきたパレスチナにも提供されている。どの国にとっても新型ウイルスとの戦いは容易なものではないが、少しでも情報を共有して世界中で支援しあうことが重要だ。